鳥綱
クロツグミ
クロツグミは初夏に日本にやってくる夏鳥で,鳴き声のレパートリーが群を抜いていることで有名です。さえずりの最初に使う音節だけでも1個体が5~15種類ほど持っており,そのあとの組合せとさえずりの速度により様々な鳴き声を披露してくれます。減少傾向は見られませんが,個体数が少ないため,京都府レッドデータブックで準絶滅危惧種に指定されています。
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ウグイス
「ホーホケキョ」という鳴き声を聞くと,春の訪れを感じる人も多いのではないでしょうか。これは繁殖期の春夏に縄張を示すために発するオスだけの特別な鳴き方です。「梅に鶯」という組み合わせが有名ですが,茂みを好むウグイスが枝葉の無い梅に止まることはとても稀です。滅多に見ることのできない美しい組合せだからこそ,昔から絵や詩歌によく登場しているのかもしれません。
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ミソサザイ
全長10㎝ほどの,スズメよりも一回り小さい鳥です。とても小さなミソサザイですが,鳴き声は鋭く,森の中によく響きます。警戒しているときの動きが特徴的で,羽をバタバタさせながら激しく上下移動をします。オスはメスのために巣の外観を整え,外観が気に入ったメスが巣の内装を整えることでカップル成立となりますが,オスは子育てには参加せず,次のメスのためにまた新たな巣を作り始めます。
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センダイムシクイ
鳴き声が特徴的で「焼酎一杯グィーッ」や「鶴千代君ーッ」という空耳が有名です。名前の由来も「千代,千代(ちよ,ちよ)」と聞こえるさえずりを音読みして「センダイ」という名前に繋がったとされています。 春に日本へやってきて秋に去っていく夏鳥で,5月~7月にかけて繁殖し,たまにツツドリに托卵されます。
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カケス
カラスの仲間ですが,翼に一筋の美しい青い羽があるのが特徴です。冬を越すためにカシやナラ,クリ等といった木の実をせっせと樹皮の間等に集めています。カケス自体はジェージェーとしゃがれた大きな声で鳴きますが,実はモノマネ名人で,他の鳥の鳴き声だけでなく,チェーンソーや枝打ちの音を真似することもあります。
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