オオバコ ダウンロード
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北は北海道,南は沖縄まで日本全土で見ることができます。茎を二つ折りにし,相手の茎を千切ったほうが勝ち,という遊びをした経験のある人も多いのではないでしょうか。若葉は茹でると食べることができ,カロリーが低く食物繊維が豊富で腹持ちが良いとダイエッターの注目を集めています。また,花,茎,種のすべてが咳止め等の生薬として利用され,実はとても万能な植物です。
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クサギの実 ダウンロード
「臭木」の名のとおり葉に独特の悪臭がある落葉小高木。この悪臭は茹でると消えるので,若葉は山菜として食べられます。秋には青い実をつけ,赤い萼も相まってよく目立ち見て楽しめるだけでなく,草木染では数少ない青色の染料として利用できます。何かと人の役に立つのにネガティブな名前を付けられた,不遇な植物です。
キランソウの花 ダウンロード
日当たりの良い場所を好む多年草。名前の由来は不明です。「ジゴクノカマノフタ」という恐ろし気な別名もありますが,薬効により病気が治り地獄の釜の蓋が閉まるという良い意味があるようです。生薬名としては「筋骨草(キンコツソウ)」「白毛夏枯草(ハクモウカコソウ)」といい,全草を乾燥させたものを煎じて服用します。また,生葉の絞り汁が切り傷や虫刺されにも効くとも言われ,別名に違わぬ万能薬なのかもしれません。
ヒイラギの稚樹 ダウンロード
フチが棘のように尖った葉が特徴的な常緑樹。古くから魔除けの力があると信じられ,庭木として表鬼門(北東)に植えられてきました。また,季節の変わり目で鬼が現れやすい節分の日には,焼いたイワシの頭と共に門に飾り(柊鰯),ヒイラギの棘とイワシの匂いで鬼を追い払います。これは「焼嗅(やいかがし)」とも呼ばれ,「案山子(かかし)」に転じたという説もあります。
キツネノマゴ ダウンロード
夏の終わりから秋にかけて薄紫色の小さな花をつける一年草です。道端にも生えるため,お散歩しているとたくさん見つけられるかもしれません。控えめな花をつけるキツネノマゴですが,花言葉は「可憐美の極致,女性の美しさの極致,この上なくあなたは愛らしく可愛い」という意味を持っています。プレゼントにそっと添えるにはもってこいの野草です。
オオイヌノフグリの花 ダウンロード
春先に瑠璃色のきれいな花を咲かせる雑草。道端などいたるところで見られますが,実は帰化植物で,もともとは日本になかった種です。「フグリ」とは陰嚢(キン○マ)のことで,犬の陰嚢に似た果実が由来です。花に因んだ「星の瞳」というロマンチックな別名もあります。「デカい犬のキ○タマ」なんかより,こちらを標準和名にした方がよかったのではないでしょうか。