京都伝統文化の森プロジェクト

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2023年10月22日 セミナー

第37回公開セミナー「京都岡崎の院政期巨大建造物群『六勝寺(りくしょうじ)跡』を訪ねて」を開催しました。

令和5年10月22日(日)に、第37回公開セミナー「京都岡崎の院政期巨大建造物群『六勝寺(りくしょうじ)跡』を訪ねて」を開催しました。

 

 

セミナーでは、まず今年120周年を迎えた京都市動物園の歴史を京都市動物園生き物・学び・研究センターの田中正之センター長から、次に平安時代後期(院政期)に岡崎地域一帯に存在した六勝寺(りくしょうじ)の歴史や当時の姿について元京都市考古資料館館長で当協議会文化的価値発信専門委員の梶川敏夫委員から御講演をいただきました。

 

 

 

講演後の解説ツアーでは、六勝寺の中でも、京都市動物園を含む広大な敷地を持っていた法勝寺(ほっしょうじ)の痕跡や当時の姿を、梶川委員より解説いただきながら現地を巡りました。

道中では、現在動物園内の観覧車の位置に建てられたとされる「八角九重塔」や、動物園北側の地形に痕跡が残る「金堂基壇跡」について、当時の姿に思いを馳せていただきました。

 

また、その後の質疑応答では、15名の参加者の皆様から講師に対して様々な質問が飛び交い、大いに盛り上がりました。

 

御参加いただいた皆様、ありがとうございました。

協議会では、今後も色々な活動を行ってまいりますので、ぜひまた御参加ください。

 

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