京都伝統文化の森プロジェクト

お知らせ

2025年07月10日 セミナー

第44回公開セミナー「日本は木の文化?西欧は石の文化?」を開催しました

令和7年6月28日(土)に、京都大学稲盛財団記念館 大会議室において、

第44回公開セミナー「日本は木の文化?西欧は石の文化?」を開催しました。

 

はじめに、平安女学院大学 国際観光学部 特任教授の高橋 義人氏より「日欧の木の文化、石の文化」というテーマで、

建築材の変遷という観点から、木と石の文化の歴史についてご講演いただきました。

 

高橋氏の講演「日欧の木の文化、石の文化」の様子

高橋氏の講演「日欧の木の文化、石の文化」の様子

 

かつてのパルテノン神殿は木造であり、ヨーロッパもかつては木の文化であったことに触れ、

日本の木の文化の風景は彼らにとっても懐かしさを呼び起こすものとなっていると解説されました。

 

 

次に、京都大学 人と社会の未来研究院 特定准教授の小西 賢吾氏より、「祭りにおける木とカミの位相」というテーマで、

祭りにおける木の役割を民俗学の観点からご講演いただきました。

小西氏の講演「祭りにおける木とカミの位相」の様子

 

木は神と人を繋ぐ依り代であり、再生の象徴として人々の営みを支えてきたと語られ、木を含む自然物は、

人を未来に向け前進させる役割を持っていると解説されました。

 

 

続いて、元至誠館大学学長の原田憲一氏より、日欧の建築における植生や気候、地震との関係性についてご講演をいただいた後、

同氏をコーディネーターとして、高橋義人氏、小西賢吾氏とともにパネルディスカッションを行いました。

原田氏より建築について

パネルディスカッションの様子

 

ご参加いただいた26名のみなさま、ありがとうございました。

協議会では、今後もいろいろな取組を行ってまいります。