2025年03月11日 セミナー
第43回公開セミナー「京都の文化と自然 庭園とコケと借景の文化生成」を開催しました

令和7年3月1日(土)に、京都大学稲盛財団記念館 大会議室において、
第43回公開セミナー「京都の文化と自然 庭園とコケと借景の文化生成」を開催しました。
はじめに、本協議会の文化的価値発信専門委員で京都大学フィールド科学教育研究センター准教授の伊勢武史氏より
「森とコケと環境問題」というテーマで、苔を通してみる地球温暖化による影響と、
京都の苔庭での植物判別AIの活用と今後について、講演いただきました。
次に、きょうと生物多様性センター センター長で京都大学名誉教授の湯本貴和氏より
「自然としての京都三山:恩恵と災厄のはざまから」というテーマで、人と山との関わり方とその変化について、
山から恩恵をうけた生活から現代までを講演いただきました。
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続いて、当協議会会長の鎌田東二氏をコーディネーターとして、伊勢武史氏、湯本貴和氏とともにパネルディスカッションを行い、
日本特有の自然とのかかわり方と、それぞれの研究フィールドと京都の自然との違いについて意見交換を行いました。
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最後に、参加者より質疑応答を行いました。
ご参加いただいた38名のみなさま、ありがとうございました。
協議会では今後もいろいろな取組を行ってまいります。