お知らせ

2025年01月23日セミナー

第43回公開セミナー「京都の文化と自然　庭園とコケと借景の文化生成」

《京都伝統文化の森推進協議会第43回公開セミナー》

　「京都らしさ」を象徴する古都の庭園文化は、わび・さびの風情を引き立てるコケや、借景として庭園の一部に取り入れられた三山の山並みなど、自然との関わりの中で、育まれてきました。

　また、自然の恵みを食料や燃料として生活の中でも活用するなど、自然は古都の文化と人々の生活を支えてきましたが、今、生活様式の変化や人口減少、環境問題などの影響を受けて人と自然との関わりが希薄になり、京都三山も大きく姿を変えつつあります。

　そこで、これらが京都の文化や生物多様性に与える影響、「京都らしさ」との折り合いの付け方などについて考える講演とパネルディスカッションを実施します。

◆日　　時　　２０２５年　３月１日（土）　　１３：００～１６：００　（開場・受付開始時刻１２：３０～）

◆定　　員　　５０名（先着）

◆参加費　　無　料

◆場　　所　　京都大学稲盛財団記念館大会議室（京都市左京区吉田下阿達町４６）

※駐車場・駐輪場はございませんので、会場へは公共交通機関でお越しください。

※開場時刻まで建物内に立入りいただけませんのでご注意ください。

京阪本線「神宮丸太町」２番出口より徒歩５分。

京都市バス「荒神口」バス停より徒歩５分。京都バス「荒神橋」バス停よりすぐ。

◆ 内　　容


講演１『森とコケと環境問題』講師：伊勢武史氏京都大学フィールド科学教育研究センター准教授京都伝統文化の森推進協議会文化的価値発信専門委員
講演２『自然としての京都三山：恩恵と災厄のはざまから』講師：湯本貴和氏きょうと生物多様性センターセンター長京都大学名誉教授
パネルディスカッション登壇者：伊勢武史氏、湯本貴和氏コーディネーター：　鎌田東二氏京都大学名誉教授　天理大学客員教授京都伝統文化の森推進協議会会長