京都市内の森で撮影した生き物の写真を掲載しています。(毎週水曜日に更新)
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カケス
カラスの仲間ですが,翼に一筋の美しい青い羽があるのが特徴です。冬を越すためにカシやナラ,クリ等といった木の実をせっせと樹皮の間等に集めています。カケス自体はジェージェーとしゃがれた大きな声で鳴きますが,実はモノマネ名人で,他の鳥の鳴き声だけでなく,チェーンソーや枝打ちの音を真似することもあります。
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ドロハマキチョッキリ
珍妙な名前は「泥葉巻短截虫」と書きます。幼虫のために葉を巻いて揺籃を作るオトシブミの仲間で,ドロノキの葉を巻く+茎や葉をチョッキリ切る,が名前の由来のようです。ただ,実際にはドロノキだけでなく,イタドリやマンサクなど多くの樹種の葉で揺籃を作ります。6mm程度と小さいですが,金緑色に輝くとてもきれいな甲虫で,両肩にある赤い模様から「ベニホシハマキチョッキリ」とも呼ばれます。
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ハグロトンボ
漢字で書くと「羽黒蜻蛉」。カワトンボの仲間は姿かたちが似ていますが,本種は翅が黒いという特徴があるため簡単に見分けられます。本種をはじめカワトンボ科のトンボは蝶のようにヒラヒラと飛び,他のトンボのように素早く飛びまわったりホバリングしたりはできません。優雅な飛び方と感じるか,鈍臭いと感じるかは意見が分かれそうです。水草が茂る緩やかな流れを好み,夏によく見られます。
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ハンミョウ(ナミハンミョウ)
赤,青,緑のカラフルな模様が輝く,とても美しい甲虫です。「昆虫界の宝石」とも呼ばれ,タマムシには及びませんが隠れファンも多いようです。一方,美しい見た目に反して獰猛な肉食昆虫で,名前の「斑猫(ハンミョウ)」は,背中に斑点があり猫のように走り回って獲物を捕らえることに由来します。森を歩く人に出会うと少し先に飛んでは着地を繰り返す習性を持っており,「ミチオシエ」「ミチシルベ」とも呼ばれます。
- 動物
- 節足動物門
- 昆虫綱
- コウチュウ目(カブトムシ亜目)
- オサムシ科(ハンミョウ亜科)
- ハンミョウ属
- ハンミョウ(ナミハンミョウ)
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ニホンリス
日本固有種のリスです。「リス」と聞くと縞模様のあるシマリスをイメージする方が多いかもしれませんが,シマリスは国内では北海道にしか分布していません。灰褐色の地味な色合いですが,木々を飛び移りながら走る姿は愛らしく,森で見かけるとちょっぴり嬉しくなります。松ぼっくりを好んで食べ,食べた後にはエビフライを残します。
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