アブラゼミ ダウンロード
ダウンロード
街中でもよく見られるセミ。茶色のまだら模様の翅が特徴で,これが油紙(表面に油を塗った耐水性の紙)に似ているためこの名がつけられました。「ジジジジジジ」という鳴き声を暑苦しいと感じるか,夏らしいと感じるかは意見が分かれそうです。ちなみに,この鳴き声が油で揚げる音を連想させることから名づけられたとも言われています。他のセミに比べて夜に鳴くことが多いので,ちょっと迷惑です。
※必ず利用規約に従ってご利用いただきますようお願い申し上げます。
ミンミンゼミ ダウンロード
太くて短い卵型の体型と,体に比べて大きな翅が特徴的なセミ。名前どおりの「ミーンミンミンミン」という鳴き声は日本の夏の風物詩で,効果音としても頻繁に使われています。一方で,東京都心部などでは市街地に多く,京都市をはじめ西日本では主に森林に生息し市街地には少ない,という風変わりな分布をしており,地域によっては「テレビではよく聞くけど,実物の鳴き声は聞かない」ということもあるようです。
ヒグラシ ダウンロード
日を暮れさせるというイメージから「日暮」と名付けられたセミ。早朝や夕方に「カナカナカナカナ…」と,もの哀しげな声で鳴きます。夕暮れ時に鳴いて哀愁を演出するせいで晩夏のセミと勘違いされがちですが,鳴き始める時期は他のセミより早い6月下旬頃です。秋の季語とされるなど,日本人の感性には美しい声として響きますが,海外の人にはただの騒音にしか聞こえないこともあるようです。