スミレ
「春 すみれ 咲き 春を告げる」という歌にもあるように,サクラに負けず劣らず日本の春を代表する野草です。
街中でも普通に見られ,紫色の花が特徴で,「菫色」は古くから色名として使われてきました。日本はスミレ王国と言われるほどスミレの種類が多く,この点もスミレが親しまれてきた理由かもしれません。山菜としても利用され,葉を天ぷらやおひたしに,花を酢の物などにして食べます。「スミレ」という名は,花が大工道具の「墨入れ」に似ていることに由来するそうです。
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