清水寺から高台寺(5月)

□公開シンポジウム「森が育む文化,森を育む文化~森との歴史からひもとく~」
 を開催しました。

京都伝統文化の森推進協議会(以下,協議会)では,平成24年11月23日(金・祝)午後1時30分~午後5時まで,東山区総合庁舎3階 大会議室において,木の文化を具体化する推進委員会・京都市と共催で「森が育む文化,森を育む文化~森との歴史からひもとく~」を開催し,82名の方が参加されました。


公開シンポジウム開始直前の様子


只木 良也 京都府立林業大学校 学校長
による 基調講演


第1部では,只木良也 京都府立林業大学校学校長による「森林が育む文化~日本文化の進展とマツ林の盛衰~」というタイトルで,日本文化とマツの盛衰の関係性などについて基調講演をいただきました。
第2部では,協議会の取組報告として「東山風景林の過去・現在・未来 室戸台風(1934)以後の森林変遷と現代の処方箋」をメインテーマに髙原光専門委員,外山武比古相談役,安藤信専門委員,髙田研一専門委員,NPO法人森林再生支援センター吉野浩樹様に講演いただきました。


髙原 光 専門委員 講演


外山 武比古 相談役 講演



安藤 信 専門委員 講演


髙田 研一 専門委員・
森林再生支援センター吉野浩樹様 講演


髙原光専門委員からは「京都盆地周辺の森林の移り変わり」というタイトルで,花粉分析法を使った研究などにより明らかとなった,平安京造営以後の京都盆地を取り囲む森林の変遷などについて,外山武比古相談役からは「京都東山国有林 施業の変遷と課題」というタイトルで,室戸台風後の東山国有林の施業などについて、安藤信専門委員からは「林相改善事業モニタリング報告」というタイトルで,協議会が現在行っているモニタリング事業調査結果などについて,髙田研一専門委員・NPO法人森林再生支援センター吉野浩樹様からは,「今後の林相改善事業の方向性」というタイトルで,東山国有林はじめ京都の三山を次世代に引き継ぐ森にするために必要な仕組みづくりなどについて,それぞれご講演いただきました。
5人の講演の終了後,質疑応答が行われました。


協議会では,今後も「京都の森」の歴史・文化的背景について理解を深めることができるよう,様々な活動を実施していきます。これからも皆様の積極的な御参加をお待ちしております。

(当日の参加者からいただいた質問と回答はこちら→PDF