清水寺から高台寺(5月)

□文化的価値発信事業 第5回公開セミナー
「生と死の信仰空間,京の山」を開催しました。

京都伝統文化の森推進協議会(以下,協議会)では,平成24年9月27日(木)午後2時30分~午後5時40分まで,京都大学 稲盛財団記念館 大会議室において,「生と死の信仰空間,京の山」を開催し,131名の方が参加されました。


公開セミナーの様子


丘 眞奈美 専門委員 講演


京都の森の歴史・文化的背景について理解を深める公開セミナーの第5回目として開催されました。協議会の丘眞奈美専門委員からは,「京の聖山と平安京三大葬場」というタイトルで,聖なる山と葬場との位置関係,また太陽信仰や水の流れなど京の都における信仰を空間的にとらえ,お話しいただきました。高田研一 専門委員からは「京都三山の生態史~生産・聖地・墓所・遊山~」というタイトルで,京都の山々の地質学的特性とその特性に応じた利活用の歴史についてお話しいただきました。山折哲雄会長からは「京都の山々と信仰空間の形成」というタイトルで,寺社仏閣と庭園,そしてその背後にある山の空間的配置とその意味や意図についてお話いただきました。3人の講演の後,パネルディスカッションが行われました。


高田 研一 専門委員 講演


山折 哲雄 会長 講演


パネルディスカッションは,原田憲一専門委員の司会で行われ,日本人の山に対する信仰的な態度,姥捨てや埋墓としての山の利用,寺社の庭園から見える山と山から見るお寺などさまざまなお話がありました。


パネルディスカッション


質疑応答


文化的価値発信事業 第6回公開セミナーは平成25年2月に開催予定です。


協議会では,今後も「京都の森」の歴史・文化的背景について理解を深めることができるよう,様々な活動を実施していきます。これからも皆様の積極的な御参加をお待ちしております。
(当日のアンケート結果の詳細はこちら⇛PDF)