清水寺から高台寺(10月)

□ 文化的価値発信事業 第2回公開セミナー
  「京都三山の自然と歴史を探る」を開催しました。

京都伝統文化の森推進協議会(以下,協議会)では,平成23年9月22日(木)午後3時〜午後5時30分まで,京都大学稲盛財団記念館 中会議室で,「京都三山の自然と歴史を探る」を開催し,52名の方が参加されました。


公開セミナーの様子

京都の森と「ものづくり」との繋がりや,その歴史・文化的背景について理解を深める公開セミナーの第2回目として開催され,協議会の原田憲一専門委員と梶川敏夫専門委員よりお話をいただいた後,パネルディスカッションが行われました。
原田専門委員からは,地質学の観点から京都の山々が色々な時代,色々な石からできていることによって京都の庭園文化や盆石が発達したこと,断層活動によって地下水が湧き,様々な京都の野菜や料理が発達したことなどお話いただきました。 梶川専門委員からは,山に残る遺跡の保存と活用について,東山・如意ヶ嶽周辺の遺跡を具体例に,空中写真や絵図などを用いてお話いただきました。


原田憲一 専門委員 講演


梶川敏夫 専門委員 講演


パネルディスカッションは,御講演いただいたお二人とコーディネーターに鎌田東二専門委員を迎え,平安京が永続した理由,山の遺跡と山岳宗教の関係などのお話がありました。
特に不思議が多い山の遺跡については会場の皆様も興味津々で,山の遺跡を見つけるヒントなど熱心にメモを取られる姿が見られました。


パネルディスカッションで会場から質問

文化的価値発信事業第3回公開セミナーは平成24年2月中旬に開催予定です。

協議会では,今後も「京都の森」と“ものづくり”との繋がりや,その歴史・文化的背景について理解を深めることができるよう,様々な活動を実施していきます。これからも皆様の積極的な御参加をお待ちしております。

当日のアンケートの集計結果はこちら→PDF