清水寺から高台寺(10月)

□ 文化的価値発信事業公開シンポジウム
 「京都の森は何をもたらしたか?その『文化的価値』を考える」を開催しました。


京都伝統文化の森推進協議会(以下,協議会)では,平成23年3月15日(火)に,清水寺大講堂「洗心洞」で,「京都の森は何をもたらしたか?その『文化的価値』を考える」を開催し,約65名の方々が参加されました。


チラシPDF


協議会のサポーターを代表して,清水寺の大西真興執事長による挨拶の後,第1部では,協議会の文化的価値発信専門委員8名の先生方から,それぞれの専門分野の立場から「京都の森」についてどう考えるかを問題提起していただきました。


清水寺 大西執事長 挨拶


【講演者(発表順)】

丘 眞奈美 氏 (京都ジャーナリズム歴史文化研究所代表) [専門分野:歴史・文化]

原田 憲一 氏 (京都造形芸術大学教授) [専門分野:地質学・比較文明学]

梶川 敏夫 氏 (京都市埋蔵文化財研究所次長) [専門分野:文化財・考古学]

日置 弘一郎 氏 (京都大学経済学部教授) [専門分野:組織論・経営人類学]

吉岡 洋 氏 (京都大学文学部教授) [専門分野:美学・芸術学]

近藤 高弘 氏 (陶芸・美術作家) [専門分野:陶芸・美術]

大西 宏志 氏 (京都造形芸術大学准教授) [専門分野:CG・映像]

鎌田 東二 氏 (京都大学こころの未来研究センター教授) [専門分野:宗教哲学・民俗学]



第1部 講演会の様子


第2部では鎌田東二専門委員を司会,講演の先生方をパネリストにパネルディスカッションが行われ,自然に対する畏怖・畏敬の念を取り戻すことが必要,現代の文明の中で森や自然についてきちんととらえることが必要,大きな災害を乗り越えながら京都は成り立っている,山や森に関心がない人にも協議会の活動を広げたいなどといった意見がだされました。



第2部 パネルディスカッションの様子


質疑応答の様子


また当日,2011年3月11日(金)に発生いたしました東日本大震災被災者救援のための義援金を集めさせていただいたところ,22,460円もの義援金が集まりました。この義援金は社会福祉法人朝日新聞厚生文化事業団を通じ,送付させていただきました。本当にありがとうございました。


協議会では,今後も「京都の森」と「ものづくり」との繋がりや,その歴史・文化的背景について理解を深めることができるよう,様々な活動を実施していきます。


当日のアンケート集計結果はこちら→PDF