清水寺から高台寺(10月)

□「伝統文化の森 清水ブロック 斧入式」を開催しました。

京都伝統文化の森推進協議会(以下,協議会)では,平成21年3月2日(月),東山の国有林で,「伝統文化の森 清水ブロック 斧入式」を開催しました。


協議会では,常緑広葉樹のシイが優占しつつある高台寺山国有林を対象として,林相の多様化に向けた林相改善事業に取り組んでおり,今年度は,国有林内の3箇所において,試験的にシイやヒノキの間伐を行いました。

今回,樹木の伐倒作業開始に当たって,山や森林といった,自然に対する敬意を表するため「斧入式」を開催し,協議会 山折哲雄会長,清水寺 大西真興執事長,清水自治連合会・清水寺門前会・東山保勝会 田中博武会長を始め,祇園商店街振興組合,清水自治連合会,清水寺門前会,祇園商店街振興組合等の支援協力団体,各行政機関等から約50名が参加しました。


山折会長からの挨拶

当日は,まず,清水寺境内にて,地元関係者による開会式が行われ,

山折会長からは,「古来より,人間が山に入る際には祈祷が行われてきた。今回の樹木の伐倒作業開始に当たって「斧入式」が開催されることを喜ばしく思う」

大西執事長からは,「関係者の協力により東山の森林に手が入れられる日を心待ちにしてきた。東山における森林の状態は必ずしも良好ではない。これからも関係者の協力により着実に森林の手入れが行われていくことを期待している」

田中会長からは,「地元としても出来る限りの支援を行いたい」

といった旨の挨拶がありました。

その後,高台寺山国有林内で,樹高19m,直径56cmのシイの大木に,山折会長,大西執事長,田中会長らの順に斧入れを行った後,チェーンソーによる伐倒作業を見守りました。


斧を入れました


チェーンソーで伐採

シイの大木は,大きな音を立てながら倒れ,その光景に参加者は圧倒され,参加者からは,「木を一本切り倒すだけで,林内がこんなに明るくなるとは思わなかった。」などと言った驚きの声が聞かれました。


協議会では,今後も京都大阪森林管理事務所や京都市と連携し,東山国有林の森林整備・景観対策活動に取り組んでいきます。


伐採した木を前に,記念写真